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基本情報技術者試験の点数確認方法は?

基本情報技術者試験を受験されたみなさま、本当にお疲れさまでした。

試験を終えたばかりの方にとって、一番気になるのは「自分は合格できたのかどうか」という点ではないでしょうか?

基本情報技術者試験では、終了直後に画面上で得点が表示される仕組みが導入されています。

ですが、その表示だけで本当に安心して良いの?

また正式な合否結果がいつ・どこで確認できるの?

意外とわかりにくい部分が多くあるのも事実です。

この記事では、試験直後のスコア確認から、マイページでの再確認、正式な合否発表のスケジュールまでを、最新の情報をもとにわかりやすくご案内いたします。

合否の確認に不安のある方や、今後の手続きについて知っておきたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

1.試験直後のスコア確認

試験終了時に得点画面に表示される内容

基本情報技術者試験は、CBT(Computer Based Testing)方式で実施されており、試験が終わるとすぐにパソコン画面にご自身のスコアが表示される仕組みになっています。

表示されるのは以下の2科目についてです。

  • 科目A(午前試験)
  • 科目B(午後試験)

各科目について、評価点が1,000点満点中で表示され、その場で自分の得点が把握できるのは嬉しいポイントですね。

試験の実施は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が所管し、実際の運営は株式会社CBT-Solutionsが担っています。

安心して受験できる体制が整えられています。

合格基準の目安:科目別600点以上とは?

合格基準は明確で、科目A・Bそれぞれで600点以上を取る必要があります。

どちらか一方だけが基準に達していても、もう一方が満たなければ不合格になってしまいますのでご注意ください。

この600点というラインは、あくまでも基準点であり、過去の受験者の中には「ギリギリ600点で合格した!」という方もいれば、「惜しくも数点足りずに再チャレンジ…」という方もいらっしゃいます。

学習サービスの「とんはれ IT & Book」や「スタディング」などでも、詳細に解説されていますので、学習の参考にもなりますよ。

即時表示の信頼性と注意点

画面上に表示される得点は、あくまでも「仮の評価」となっており、正式な合否判定とは異なります。

なぜなら、この得点は即時採点用に設計されたもので、後日IPA側での最終確認や微調整が行われることもあるためです。

実際に「表示された点数で安心していたのに、不合格だった」という報告も一部で見られます。

「スタディング」や「Yahoo!知恵袋」、「とんはれ IT & Book」などでもこの点が注意喚起されていますので、表示された点数だけを過信せず、正式な発表まで確認を怠らないことが大切です。

2.のちほどマイページで確認する方法

試験終了後約2〜3時間以内に反映される成績照会

試験当日の数時間後には、受験者専用のCBTSマイページにスコアが反映されるようになります。

多くの場合、2〜3時間以内には確認できるようです。

マイページへは、試験申し込み時に登録したメールアドレスとパスワードでログインします。

反映までに時間がかかることもありますので、何度か時間を空けて確認してみると良いでしょう。

「基本情報技術者試験ドットコム」や「note(ノート)」などにも、実際の確認タイミングに関する体験談が紹介されていますよ。

マイページで確認できる情報

CBTSのマイページでは、以下のような詳細情報が確認できます。

  • 科目Aの評価点
  • 科目Bの評価点
  • それぞれの正答率や得点配分(簡易的な情報)

これにより、試験直後の仮スコアと比べて大きな違いがないかを確認できます。

表示内容が変わらない場合は、合否判定にもほぼ影響がないと考えて良さそうです。

「株式会社CBT-Solutions」や「とんはれ IT & Book」などの解説を参考に、マイページを使いこなしましょう。

メールでのスコアレポート配信について

一部の受験者からは、スコアが記載されたメールが届いたという報告もあるようです。

ただし、CBTSやIPAの公式サイトではその点について明言されていないため、必ずしも全員に送られるものではないことにご注意ください。

「はづきのブログ」などでもこのような体験談が紹介されていますが、あくまで補助的な確認手段と考えると良さそうですね。

3.正式な合否発表のスケジュール

試験月の翌月中旬にIPA公式サイトで発表

正式な合否発表は、試験を受けた月の翌月中旬ごろに、IPAの公式サイトで公開されます。

受験番号を入力して検索することで、ご自身の合否を確認できます。

チェック方法はとても簡単で、受験票に記載された「受験番号」を使って検索するだけ。

例年、15日ごろに更新されることが多いようです。

「とんはれ IT & Book」やIPA公式ページでの案内をこまめにチェックしておくと安心ですよ。

合格証書・官報公示・合格証明書の発行スケジュール

無事に合格された方には、以下のような手続きや書類の発行が予定されています。

  • 合格証書の郵送:合格発表から1ヶ月以内を目安に発送
  • 官報への公示:毎月1回程度まとめて掲載(法的な合格証明となります)
  • 合格証明書の発行申請:必要な方はIPAの所定フォームから申し込み可能

公示日や発送時期など、詳細はIPA公式サイトやYahoo!知恵袋、スタディングの案内をご参照ください。

4.よくある質問と確認のコツ

「画面で600点以上あったのに不合格になることはある?」

これは多くの受験者が気になるポイントですね。実際に「画面では600点以上だったのに不合格だった」といった声も一部あります。

その原因として考えられるのは、

  • 得点調整や配点見直し
  • 形式的な採点ミスや不備

などがあります。ただし頻繁に起こるものではありませんので、極端に心配しすぎる必要はないでしょう。

「基本情報技術者試験ドットコム」や「note」などの体験記も参考になります。

マイページで点数が反映されないときの対処法

  • マイページにログインできない
  • 成績がいつまで経っても表示されない

といった場合は、まずは時間をおいて再確認してみましょう。

それでも解決しない場合は、株式会社CBT-Solutionsの受験者サポートセンターに問い合わせるのが安心です。

不正確なネット上情報に惑わされないために

基本情報技術者試験では、試験問題のSNS投稿や内容の公開が禁止されています。

得点の投稿についても、IPAでは明確なルールは設けていませんが、節度ある共有が求められています。

一部の掲示板やSNSでは誤った情報も流れているため、「基本情報技術者試験ドットコム」など信頼できる情報源を活用しましょう。

5.まとめ

ここまで、基本情報技術者試験のスコア確認方法と合否発表までのスケジュールについてご紹介しました。

  • 試験直後のスコア表示はあくまで仮判定
  • CBTSマイページではより詳しいスコアが確認可能
  • 正式な合否は翌月中旬にIPAサイトで発表
  • 合格後の証書や官報掲載もスムーズに行われる

点数を確認された後は、もし不合格だった場合でも次の再受験に向けた準備や、合格された方は応用情報技術者試験へのステップアップなど、次の目標に向けて前向きに進んでいきましょうね。

皆さまの合格を、心よりお祈りしています。

  • この記事を書いた人

ゆるり

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