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TOEFL対策に本当に使えるおすすめ参考書13選

TOEFLは、海外留学や大学院進学、就職活動など、さまざまなシーンで英語力を証明するために使われる重要な試験です。

iBT形式を中心に、試験内容や出題形式が少しずつ変わるため、対策を始めるにあたって「どの参考書を選べばいいの?」と悩む方は多いはず。

参考書選びを間違えると、せっかくの学習時間が無駄になってしまうことも。

本記事では、2025年版の最新情報をもとに、TOEFL対策に本当に使える参考書を厳選し、使い方や組み合わせ方まで丁寧に解説していきます。

TOEFLとは何か・試験概要

TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母語としない人の英語運用力を測る試験です。

一般的に受験されるのは「TOEFL iBT(Internet-Based Test)」で、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を総合的に評価します。

一方、ITP形式は団体受験用の試験で、主にリーディングとリスニング、文法が中心です。

iBTは試験時間も短縮され、出題形式が少しずつ変化しているため、常に最新情報をもとにした学習が必要です。

なぜ「参考書選び」がスコアを左右するのか

TOEFL対策の鍵は「効率」です。膨大な単語や文章に取り組む必要がある中で、自分に合った参考書を使うことで、時間もモチベーションも節約できます。

逆に、自分のレベルに合っていなかったり、古い形式の問題ばかり解いていては、せっかくの努力がスコアに結びつかないことも…。

正しい参考書を選び、正しく使うことが、スコアアップへの最短ルートなのです。

本記事の想定読者

本記事は、以下のような方を対象にしています。

  • TOEFL対策をこれから始める英語初学者
  • 自分で学習を進めたい「自学重視派」
  • スコア80〜100点以上を目指す中上級者
  • 効率よく教材を使い分けたい方

これから紹介する参考書や活用法は、レベル別・目的別に整理してあるので、ご自身に合った部分から読み進めてみてくださいね。

1.TOEFL対策おすすめ参考書 選ぶときの基本ポイント

最新版であることを確認する理由

TOEFLの試験形式は、数年ごとにマイナーチェンジされます。

特にiBTでは、問題数の削減や回答形式の変更が行われており、古い参考書だと現行の形式に合っていない場合があります。

必ず「最新版」や「2023年以降対応」と記載のあるものを選びましょう。

解説のわかりやすさ・丁寧さ

英文を読むだけでなく、「なぜその選択肢が正しいのか」「文法的なポイントは何か」など、解説の丁寧さも重要です。

特に独学派の方には、初心者向けに解説されているものが安心です。

練習問題・模試の量・質

演習量が豊富で、模擬試験形式で本番に近い問題が収録されている参考書は、実戦力アップに効果的です。

解答・解説がしっかりしていることも確認ポイントです。

自分のレベル・目的(スコア目標、弱点補強、受験形式)

初心者向けの入門書から、100点以上を狙うための高度な問題集まで、自分の現在地とゴールに応じた選択が必要です。

TOEFL iBTかITPか、どちらを受験するかでも選び方は変わってきます。

セクション別対策の有無

苦手なセクション(リスニング、スピーキングなど)を重点的に強化したい方は、セクション別の特化教材が役立ちます。

総合対策本+セクション別教材という組み合わせもおすすめです。

コストパフォーマンスと持ち運びやすさ

価格帯やページ数、サイズ感も選ぶポイント。

通勤・通学中に使いたい方は、軽量のものやアプリ連動型も検討してみましょう。

2.TOEFL対策おすすめ参考書 レベル別参考書一覧

入門~初級者向け

  • 超基礎からのTOEFLテスト入門(TOEFL大戦略シリーズ)/English Factor
    やさしい解説でTOEFLの全体像をつかめます。初めての一冊にぴったり。
  • はじめてのTOEFLテスト完全対策 3訂版/English Factor
    リスニング・リーディングの基本から段階的に学べる構成。
  • Z会 エッセンスシリーズ(各セクション別)/English With
    リーディング、リスニングなどセクション別に学べる良書。基礎固めに最適。

中級~本格対策向け(総合対策)

  • The Official Guide to the TOEFL iBT/ETS 公式ガイド
    公式が出している安心の一冊。本番形式の模試もついています。
  • Official TOEFL iBT Tests Vol.1/Vol.2
    本試験に限りなく近い問題を体験可能。復習重視の人に◎
  • Barron’s TOEFL iBT with Online Practice Tests
    英語のみで解説されるため、やや中上級者向けですが、演習量は申し分なし。

セクション/技能強化用参考書(弱点補強)

  • リーディング:TOEFLテストリーディング問題270
    段階的に難易度が上がる構成で、読解力を着実にアップできます。
  • リスニング:TOEFLテストリスニング問題シリーズ
    ナチュラルスピードに慣れたい方におすすめ。音声の質も良好です。
  • スピーキング・ライティング:極めろ! TOEFL iBT®シリーズ
    論理展開のコツや、使える表現が学べます。テンプレートも豊富。
  • 語彙:旺文社「TOEFL テスト英単語3800」
    語彙対策の定番。出題頻度に応じてレベル分けされており、効率よく覚えられます。
  • 文法補強:TOEFL ITP 文法スピードマスター
    ITP形式対策としてだけでなく、iBTにも役立つ文法力が養えます。

3.TOEFL対策おすすめ参考書 使い分け・組み合わせ方

まずは総合1冊+単語帳でスタート

初学者やこれから対策を始める方は、まず1冊の総合参考書+単語帳から始めるのが◎。

全体像を把握しながら、語彙力を並行して強化できます。

模試・公式問題集で実戦慣れをするタイミング

全体を一通り学習した後は、模試形式の問題集で実戦演習を取り入れましょう。

本番に近い形式で慣れることで、時間配分や集中力も鍛えられます。

セクション別参考書で弱点を重点強化

苦手なスピーキング、リスニングなどは特化型の参考書で重点的に。

特に中級以上の方は、細かなスキル差がスコアに直結します。

サイクル学習(インプット → 問題演習 → 復習 → 模試)

1回解いて終わりではなく、必ず「復習」の時間を設けること。

自分のミス傾向を分析する習慣をつけましょう。

効率を高める「時間配分」「スキマ時間活用法」

通勤中に単語帳アプリを使ったり、リスニングを耳だけで聞いたり。

ちょっとした時間を積み重ねることが、大きな差になります。

4.TOEFL対策おすすめ参考書 補助教材・リソース

無料オンライン模試・公式練習問題(ETS 提供)

公式サイトにて、無料の模擬試験やサンプル問題が配布されています。

本番形式の練習に活用しましょう。

スマホアプリや単語学習アプリ

「mikan」や「Quizlet」など、移動中でも学習できるツールを活用することで、継続しやすくなります。

英語記事・Podcast・ニュース素材を使った実践訓練

TOEFLではアカデミックなテーマが多いため、NPRやBBC、National Geographicなどの英語メディアを普段から取り入れるのもおすすめです。

添削サービス・英会話メンター・模擬面接

スピーキングやライティングは「添削フィードバック」が効果的。

オンラインで添削や模擬試験を提供するサービスも活用しましょう。

5.TOEFL対策おすすめ参考書 Q&A

英語版と日本語解説版、どちらを選ぶべきか?

初学者には日本語解説付きの参考書がおすすめです。

ある程度読解力がある方や留学経験者などは、英語版の方が現地感覚に近く、学習効果も高まります。

旧版でも使えるか?

使えないことはありませんが、スピーキングの構成や問題数の違いなどがあります。

最新版を選ぶ方が無難です。

参考書を複数使うべきか、1冊を徹底するべきか?

まずは「1冊をやりきる」が基本。

やりきったあとに、必要に応じて補強するという形がおすすめです。

模試中心派 vs セクション別派、どちらが効率的か?

どちらも必要ですが、最初はセクション別に基礎力をつけ、その後に模試で仕上げる流れが理想的です。

まとめ

参考書選びのポイント再整理

  • 最新版かどうか
  • 自分のレベルと目的に合っているか
  • 解説や問題の質はどうか
  • 苦手分野を補えるか

自分の実力・目標に合わせた組み合わせが鍵

目指すスコアによって、必要な参考書や勉強法も変わります。

焦らず、自分に必要な部分から取り組みましょう。

継続と復習重視の学習ループを回そう

TOEFLは一朝一夕ではスコアが伸びません。

毎日の小さな積み重ねと、定期的な振り返りが大切です。

最後のチェックポイント(模試で現状把握、対策修正)

月に1度は模試や過去問で実力チェックを行い、弱点や改善ポイントを明確にしましょう。

計画の軌道修正も大切です。

  • この記事を書いた人

ゆるり

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